2022年02月14日

読者を見つけた〜〜!メーカー不明のアコギ。

こんにちは。ごきげんよう。高槻市沢良木町の樋口亜沙子ギター教室&樋口商店の樋口昌紀です。本日もたくさんのアクセス誠にありがとうございます。まず、ギターのリペアや困りごとから物語は始まるワケです。「近くで、そんなんやってくれるとこないかな。」ここで、スマートフォンの登場です。【高槻 ギター リペア】といった具合に検索しますね。すると、おそらくこのブログがトップに来ると思います。以前にも言った通り、表示される順番は誰にも決めれません。グーグル様だけがマッチング出来ます。次は楽器屋特有の「敷居の高さ」ですね。僕はピアノ屋に生まれてるから、別に何とも思いません。偉そうにしたり、初心者をなめたり、知識で打ち負かそうとしてくる店員は自分にプライドを持ってしまっているんですね。そうではなくて職務にプライドを持ってほしい。お客様には楽しく専門性のあるサービスを、ハイコストパフォーマンスで実感していただく。それに尽きます。アナタのお家のポストには毎日、毎日、望みもしないチラシが山ほど入っていると思います。チラシに対しての私たちの反応は決まっています。読まない、信じない、動かない。これがチラシ界の3ないです。僕も毎日何千枚とポスティングした時期があります。1000枚に1枚、問い合わせがあるかどうかの世界です。そんな中、樋口商店に電話してくれる人がいるんですね〜「HP、ブログ、漫画読んでますよ〜」って言ってくれたんです。全然、知らない方が僕を、樋口商店を信じてくれたんですよ。何回も言いますが、これぞオッサンの奇跡なんです。

 では、ギターを見ていきましょう。ギターの見分け方はザっとオーラを感じる事です。遠くから見てみる。

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保存状態は良くないが、なかなかのオーラを放っている。この時点で材料を見切る。

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サイド・バックはローズウッド。単板かな?と思ったら中を覗く。

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内部の側面に棒が張り付けてあるのが分かります。これは板が割れてしまうのを防止する通称割れ止めである。つまり、横板は単板という事が分かります。(合板は割れません。)バック材は、中と裏の木目をチェックして行きます。しかし、サイドが単板ならバックも9割単板です。

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しかし、どこのギターかが分かりません。ペグからいって日本製じゃないかと思います。薄くなって読み取りにくいヘッドのロゴで検索したところここのHPに辿り着きました。吹田にあるようです。

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指板は見事なエボニー(本黒檀)です。

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チューニングしたまま保存されていたようで、ボディは膨れてしまいブリッジも浮いています。実に惜しいですね。弦さえ緩めておけば・・と言っても後の祭りでございます。これからどうするのかが大事ですよね。弦は真っ黒でボロボロですが、それでも鳴らせばさすがは高級器、深い鳴りです。ブリッジを張り換えて、なんとか出来ればいいですけどね〜。是非、復活させたい一本です。松原さんに診てもらいましょう。本当に今日は、ご来店いただき誠にありがとうございました。泣きそうです。
樋口商店HOTすぎる在庫https://musica-guitar.com/guitarstock1.html
樋口亜沙子ギター教室https://musica-guitar.com/

ギターランキング←興味のある方はどうぞ。それから、僕は「ブログと漫画で想像した通りの人」らしいです。(;^_^A
posted by まさのり at 15:37| Comment(2) | ギターリペア
この記事へのコメント
昨日はありがとうございました。
ブログも漫画もバックナンバーも含めて読み漁ってます!
状態悪いギターですが、なんとかよろしくお願いします!
Posted by だいすけ at 2022年02月15日 23:55
だいすけ様〉コメントありがとうございます。雑記ばかりですいません。中にはまともな記事もあるかも知れません。リペアの方針が決まった時点で、お知らせします。あ〜嬉しかったなぁ。
Posted by 樋口昌紀 at 2022年02月16日 08:14
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