さて、インターネットは便利だねって話ですよね。本当にその通りだと思います。この文章だってWebにあるから今、こうして読んでいただけるのですから。遠方の方からのお問い合わせや販売にも大きな戦力になってくれます。でも、光差すところに必ず影は出来ます。SNSでの誹謗中傷、なりすまし、いじめ、偽サイトによるフィッシング詐欺、ワンクリック詐欺、各種オークション詐欺。誹謗中傷やいじめで心の病気になったり、ひどい場合は自殺してしまう人もいます。便利であればあるほど影も大きく強力になります。
昔、こんな経験をしました。まだ、20代だった自分はインターネットを信用していました。オークションでの売買にも慣れた頃、詐欺に遭いました。入金したのに、商品が届きませんでした。若い僕はそのアカウントの持ち主まで追求出来ました。住所も電話番号も入手しました。そして、録音しながら相手に電話をしました。すると、「アカウントを知らない間に乗っ取られていた。私は無関係だしこれ以上もめるなら警察に行きます。」と言って来た。僕だって、すでに警察には行ってましたが、まだネットオークション詐欺が少ない時代でしたので、親身にはなってくれませんでした。僕は敗北感でボロボロの心になっていました。
「その人が乗っ取られたのかどうかなんて誰も証明出来ない。」と思いました。
相手も「心を痛めている。後は警察の○○さんにお願いしている。」と被害者ぶってきました。でも、本当かも知れない。という甘さ?優しさ?に心が引き裂かれました。これ以上、追求すると俺の心が持たないと思いました。「多分、ヤツが犯人だけど証明できないし警察が動いて、もしも本当にアカウント乗っ取りだったら、、」そう思って泣き寝入りする形になりました。多分、犯人の思うツボだったと思います。自動車でも慣れた頃が一番危ないのです。自動車は便利ですが、事故に遭うリスクはあります。それ以来、僕はインターネットを50%くらいしか信用していません。この記事だって本当に樋口昌紀が書いているかどうかなんて証明できないでしょ?推測は出来ても。だから、僕の場合はまずネットでは¥10,000円以上の買い物はしません。電話番号、住所がないものは一切信用しません。電話番号があれば、相手に必ず電話をかけます。これくらいがネットとのいい関係だと思っています。だから、SNSなどで誹謗中傷されても「そんなの本当かどうか分からない。」という心持でいればいいのです。そうすれば傷口は浅く済みますし、そのうち忘れています。

今、小学校では全校生徒に、パソコンを貸し出しています。「そういう時代なんだなぁ」と思って見ています。それでも、オジサンはPC、ネット50%論を熱く語って行きたいと思います。
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