2021年09月04日

結局のところ音楽理論って必要なのですか?

こんにちは。ごきげんよう。高槻市にあるミニミニギターショップ樋口商店の樋口昌紀と申します。主に中古ギターの売買ギターリペアショップとして営業しております。そして、樋口亜沙子ギター教室もたくさんの生徒さんが来られています。僕も25年くらいギターを指導しておりましたが、今はしておりません。そんな、自分にも問うてみた。「音楽理論って必要なのか。」これは今も昔もギター(特にエレキギター)において、さけては通れぬ問題である。ギターを買って初めはタブ譜や耳コピで好きなアーティストの楽曲などを演奏していくと思います。その段階では音楽理論は必要ないと思います。で、十分に楽しんでギターに慣れた頃、もっと上を目指すときに音楽理論という言葉に出会うのではないでしょうか。よく知られているのがジャズギターで、テーマ以外はほぼアドリブで弾かれます。そうなった時に何を根拠に弾けばいいのかという事でコード理論や様々なスケール(音階)を知る事になる。コードはどういった構成音なのか、一つのコード進行に、どれだけ違うアプローチが出来るのか。実際、音楽理論の書籍は山のようにある。どの本を買えばいいのか。悩むところです。僕としましては、実力のあるジャズギタリストに師事するのが最適な方法だと思います。お金はかかりますが、やっぱり先生が目の前で弾いておられるのを必死にコピーして行くのが一番の近道だと思います。なぜその音を弾くのか、など質問し放題である。大体の教本はコード、スケール、応用曲しか載っていません。それでは、疑問は解決しません。
 一番やさしいと思われる本をご紹介します。

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こども用です。

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このコードをサラッと弾けますか?コードトーンだけをアルペジオで弾けますか?

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自然的短音階を弾けますか?

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和音の仕組みはお分かりですか。コードトーン、ポジション別に弾けますか?

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「はい、そこ嬰ト短調で!」って弾けます?

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和声的短音階、旋律的短音階、先ほどの自然的短音階。3つの短音階を弾き分けられますか。これ、もう一度言いますがこども用です。

クラシックはすでにある楽曲を音符通りに弾くだけです。「弾くだけです。」って言ったけど上級の曲は果てしないほど難しい。ま、何をやっても難しいんだから好きなものを選べばいいでしょう。実際、こういったものを全く知らなくても弾ける人は弾けます。天才タイプですね。今でもなおギター界に燦然と輝く巨星、ジャンゴ・ラインハルトは読み書きも出来ませんでしたが、人間業とは思えぬギターを弾いています。ワタクシの好きなジュリアン・ブリームもほぼ独学です。というわけで、今回の疑問「結局のところ音楽理論って必要なのですか?」につきましては、「知らん。」とお答えしたいところではありますが、それではあまりにも横柄なので「分かりかねます。」にしておこう。あ、一番いいのは僕なんかより上級の人に尋ねてみてください。(ジャズの先生とか。)はい、すいません。お役に立てず。。<(_ _)>
樋口商店https://musica-guitar.com/guitarstock1.html
樋口亜沙子ギター教室https://musica-guitar.com/

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posted by まさのり at 13:54| Comment(0) | ギター教室
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