2021年08月09日

そういえば本日の朝にいい質問をいただきました。

こんばんは。ごきげん麗しゅう。は〜〜毎日、結構忙しいんだな。樋口商店のクセに。はい。代表の樋口昌紀です。本日もたくさんのアクセス誠にありがとうございます。パンクしそうですわ。今回は見落としがちな、アコギのツボに迫ってみたいと思います。
 
 「それは、ストラップピンを取り付ける位置です。」

後ろのエンドピンはいいとして、ネック側をどう取り付けるかですね。

images (3).jpg
このようにピンを増設して、

ダウンロード (2).jpg
ストラップを取り付けて、

ダウンロード (3).jpg
こんな感じで弾くのか。

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そうじゃなくてヘッド側に取り付けるのか。これは好みの問題ですが一度空いた穴は元には戻りません。だからこそ悩ましい問題です。

ここからは完全に樋口昌紀個人の見解として読んでいただけたらと思います。僕はヘッド側で止めます。一番の理由はカッコいいから。それから、両手を離した時のバランスがいい。そして、いかにもホーボーのようだから。プレスリーもハンク・ウィリアムズもボブ・ディランもみんなヘッドに取り付けています。


プレスリーのスタイル、ダンスもするのでバランスのとりやすいヘッドに取り付けています。(そもそも、この時代にネックヒールにストラップピンを取り付ける事なんて誰も考えてなかったのではないかと考察する。)


ハンク・ウィリアムズ、これは完成形ですね。見事なバランスです。ギターはサザンジャンボであろうか。


そして、それはボブ・ディランにも正統に受け継がれているのである。

近年、といいましても20年くらい前から、ソロギターというものが流行り出しまして。コードでブンチャ、ブンチャだけではない高度なテクニックを要するギターインスト曲の隆盛と共にネックヒールにストラップピンを取り付ける人が増えたように思います。これはフィンガーピッキングというジャンルになっています。有名なところでは押尾コータローさんとかですね。そういうスタイルを目指すならネックヒールもありかと思いますが、ほとんどオープンコードを弾くスタイルなら、ヘッド側がいいと思います。と、まぁいろいろと講釈を垂れてきたわけですが、ラストメッセージとしてはカッコいい方でいいんじゃないですか。
樋口商店https://musica-guitar.com/guitarstock1.html
樋口亜沙子ギター教室https://musica-guitar.com/

ギターランキングアナタノヒトオシデ、ワタシマタカケルヨ。


posted by まさのり at 22:17| Comment(0) | ギターリペア
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