2021年06月09日

ミドリ楽器のギターやり直し!

こんにちは。ごきげんよう。ミドリ楽器の次男、古物道具商の樋口昌紀でございます。本日もたくさんのアクセス誠にありがとうございます。正確には楽器屋に生まれたというより、ピアノ屋に生まれたんです。ま、どっちでもいいですけど。で、俺はギター屋をやっている。日本一小さなギター屋を。親父が持ち込んだギター。本日の午前中に仕上げました。
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まず、ツッコミどころが満載です。この弦を張ったというのは分かるのですが¥1,200 OKってどういう事なんでしょうか?「ヘイユー、この弦は¥1,200もするが、いけるのかい?」という疑問及び問いかけなのか。そういえば、親父は面白くてミドリ楽器がギターで溢れかえっていた時代、外国の方も来店することが多くて、僕は雰囲気で対応するのですが、親父は外国語がすぐに移ってしまうのである。「ギター、ユー、オーケー?ストラップ?ツケマスカ?」と長嶋茂雄みたいになるのである。

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当時物のストラップ発見!ミドリ楽器でギターの買取をしていた時もよくストラップが入ったままだった。それを中古で¥500くらいで売ると飛ぶように売れた。僕は思わぬ付属品の事を戦利品と呼んでいた。

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問題の弦高。6弦で5mmある。なんというスパルタン。

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まずは、アジャスタブルロッドを探る。

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専用のパイプレンチで、効き具合を試すのだ。

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ギブソンもこのタイプだが、ヤマハとはサイズが違う。これはホームセンターに売ってない。ポパイかマッカーサー元帥か竹村健一か人によって思い浮かぶパイプは違う。

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サドルが低くなることを想定して、あらかじめ弦溝を削っておく。

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こんな感じ。

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本当は指板の仕上げに使うのだが、親父がマスキングせずに指板とフレットを磨いたため指板まで白くなっている。

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こんな感じで道管に詰まった研磨剤を除去していく。

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サドルの削り。低くしすぎるとブリッジピンからのアングルが無くなるので、やりすぎには注意しなければならない。

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もちろん、ボディーも磨き上げます。

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ナットもギリギリまで攻める。

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ナット弦溝専用のヤスリ。

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はい。完成。まだまだ現役で弾けるギターですね。

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いい具合に潤った指板。

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ヘッド側の弦の余りはフォークスタイルで持ち込まれたのでそのままにしてある。結果は6弦12フレットで2.8mm、1弦12フレットは2.3mm。フォークギターとして主に5フレットまでを中心にフラットピッキングするにはベストなセッティングである。

「今日の日当は?」と親父が聞くので「いらん。」と答えた。ミドリ楽器の1Fに新しく出来たギョーザ屋さんのギョーザだけでも十分である。
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おおきに、親父。
樋口商店https://musica-guitar.com/guitarstock1.html
樋口亜沙子クラシックギター教室https://musica-guitar.com/

ギターランキング毎度、ありがとうございます。
posted by まさのり at 14:27| Comment(0) | ギターリペア
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