その昔、私が20代前半ですかね。ジャンゴ・ラインハルトの存在を知りました。ウワサ通りのえげつないギターです。血管切れそうです。若い私は少しでもジャンゴに近づきたくて1本のマカフェリタイプギターを買いました。しばらくはそれで弾いていたのですが、いまいちジプシー感が出ない。
そんな時お世話になっていた柾目ウッドメーカーさんのところでローズウッドの単板が在庫であったか何かで裏板を張り替える事に。大手術のはずなのに清田さんは、さくさくバインディングを外して裏板を取ってしまいました。後はその裏板どおりにローズウッドを切り出し接着です。そして今度は指板をエボニーに交換。これはその当時取引のあったディバイザーさんにお願いしました。そして最後の塗装はいつもお世話になっている松原さんにビンテージライクにラッカーにてお願いしました。今はクラックが出て渋さ満開でございます。

カッコよく弾けたらなぁ〜〜〜

裏板をは外さないと中のジャンゴステッカーは貼れません

ローズウッドの単板です。この作業は清田さんと一緒にしました。

ナット牛骨、ウッドのトラスロッドカバー、ペグはシャーラー高級品です。
このギターだけは手放さずに所持し続けて参りました。夢だったんです。ジプシーなギターを弾くのが。でも、弾けませんでした。誰か僕の夢を受け継いでこのギターで、ジプシースイングをバリバリに弾いてくれませんか。参考CD約10枚、教則本約10冊をお付けします。レアな本もあります。
買ったばかりのギグケースに入れて税込み¥150,000で行きます!!!
樋口亜沙子ギター教室https://musica-guitar.com/