さて、ギターの単板と合板の違い。これはもう音量ですぐに分かります。ヘナヘナ、ぺしぺし鳴るのが合板です。一方、単板は音量やサスティーンがあります。横板、裏板の場合、単板だと非常に低音が響きます。ゴーンという感じクリアで抜けの良いしっかりした低音が楽しめます。合板にはそれがないんですね。なので表板だけ単板のギターはそれなりに鳴るが、音の純度が低く低音の締まりがないのです。
杉(シダー)と松(スプルース)の違いは難しいんですけど発音や音色が違います。杉のギターはどちらかというと誰が弾いてもよく鳴ります。ポンポンと。一方松はスイートスポットは狭いのですが鳴らせる人にはたまらないクセになる音質、音色です。エレキギターで言うと杉はハムバッカー、松はシングルコイルと言う感じです。ワタクシのエレキはストラトなのでクラシックギターの場合、松とローズウッドの組み合わせになります。レスポールが好きな方は杉に行った方がいいような気がします。

あとは松(スプルース)の場合、材のエイジドなんかも楽しめます。
樋口商店https://musica-guitar.com/guitarstock1.html
樋口亜沙子クラシックギター教室https://musica-guitar.com/

クラシックランキング自分の好きなギターを探そう!