こんにちは。ごきげんよう。まだ散髪に行かない樋口です。くせ毛がぐるんぐるんになってます。これをドライヤーで伸ばすと、少年アシベ君みたいになるので絶対にしません。若い頃はなぜ、ないものねだりをしてしまうのでしょうか。天パの人はストレートパーマを当てるし、直毛のひとはパーマを当てる。ま、僕はストレートパーマなんかやった事ないし、この先もしません。1本1本の毛がいきたいようにいけばいいじゃないか。そんな風に思っています。
さて、また前置きが長くなってしまいました。弦高ですよね。そう、なにはなくともギターは弦高。

弦高とはギターの12フレット頂点と弦下部までの距離である。ここの数値によって弾きやすさが変わるため、物差し持参でギター屋さんやリサイクルショップに行く人もあるようだ。
ここからは完全にわたくし個人の見解という事をご理解ください。絶対ではないです。

まず、クラシックギターですが、6弦4ミリ、1弦3ミリです。しかもサドルに余裕がある事。

クラシックギターにはアジャスタブルロッドが入っていないため、サドルで弦高を調整します。そのために、サドルに余裕がある事が望ましいのである。*クラシックギターにはアジャスタブルロッドが入っていないと言いましたが、現行タカミネ、アリアにはロッドが入っています。じゃあみんなロッドを入れればいいじゃないかと言いたくなるところですが、正直、鳴りに大きく影響します。そしてバランスもヘッド側が重たくなり不安定です。ナイロン弦を鳴らすにはあの金属の棒は不要なのです。メーカーによってはエボニー(黒檀)などをネックにはさみ強度を得ています。河野ギターなど。

そして、アコースティックギター(フォークギター)6弦3ミリ、1弦2ミリ。クラシックギターよりは低い弦高です。弦が鉄で、振幅が少ないのでこの弦高でも弾けます。その代わり張りが強くなるので、アジャスタブルロッドが入っています。ロッドは鉄弦には相性がいいようです。ま、なければ全部のギターが反るでしょうね。ネックが真っすぐでもブリッジ下部のボディーが膨らんでいるものも多く見います。その辺りも張力の違いでしょうね。

そして、エレキギター6弦2,3ミリ、1弦1,8ミリ。さらに弦高は低くなります。正直、ほとんどのエレキギターでは生音でバズ(ビビり)が出ています。それで良いのです。生音で弾く事なんかないからです。アンプリファイアされて、音が増幅して大きくなるためそんなビビりは気にならないのです。しかもいろんなエフェクターをつなげばもっと気にならなくなります。なのでこの弦高でもOKなのです。
以上がわたくしの見解ですが、ネックは元起き、ねじれ、など様々な状態で店頭に並んでいます。実際に弾いてみて感じが良ければスケールで計ってみる。サドルの余裕を確認する。分からない事は店員さんに聞く。そういった順番でいけば、良いギターに巡り合うでしょう。参考程度にどうぞ。
樋口亜沙子クラシックギター教室
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