ごきげんよう。こんばんは。読者の皆様、わたくしは樋口昌紀と申します。ギター関係の仕事をしております。リペア、販売。元々は私がギターの先生でしたが、今は休業中です。亜沙子先生が引き継いでくれて、なお自己の研鑽に励む姿に感謝の念しかございません。はっまた前置きで終わってしまいそうでした。
今回はソロ・ギターのお話しです。30年前はなかったジャンルでしょう。戦前ブルースマンとかはやってますけど、やはり歌の伴奏です。まずソロ・ギターとはなんぞや。ですよね。それはギター1本で完結するジャンルです。フィンガーピッキングと呼ばれたりもします。「そんなのクラシックギターで300年も前からやっとるわ。」って話ですが、アコギ1本で現代のヒット曲やポップスを歌わずに完結するスタイルはなかったと思います。日本においてこのジャンルを切り開いたのは押尾コータローさんです。
彼の前に、こんなパフォーマンスでTVに出た人を知りません。アコギ(鉄弦)で歌わない。それが普通になったのはこの方のおかげです。日本のアコギメーカーは本当に押尾さんに感謝している事でしょう。あと有名なのはトミー・エマニュエルさん。笑うしかないくらい上手いです。
でも、この人が日本のフィンガーピッカーの間で有名になったのも、押尾コータローさんがフィンガーピッキングをジャンルとして確立していたからだと思います。DEPAPEPEもしかり。
「僕はこのスタイルがいい!」そう思ったら、どうしたら良いのでしょうか?まずギターを買うのですが、フィンガーピッキング向けに作られたギターが
アストリアスから出てますね。
モーリスからも出ています。普通のアコギと何が違うかっていうと、ハイポジションをカットしたデザイン。指板幅が広いのが特徴ではないでしょうか。

あとはこんな本を買って来て、とりあえずやってみる。分けわからん。YOUTUBE見る。分けわからん。ギター教室を検討するでいいかと思います。右手を指で弾くのはクラシックも同じなので、最初の基礎だけ習ってもいいかも知れません。
樋口亜沙子クラシックギター教室
https://musica-guitar.com/
ロック・ポップスランキング次回はクラシックギターです。