いつもご訪問いただきありがとうございます。スマホですか?PCですか?いずれにせよ、お読みいただき光栄です。樋口昌紀です。
最近、YOUTUBEをUPすることが多いっていうのはよく書いていると思うんですけど、今日は亜沙子先生の撮影で感じたことを書きたいと思います。曲はフランシスコ・タレガ作曲のラグリマ。僕も数日前にUPしました。
こんな曲ですね。普通に難しかったです。クラシックギターはごまかしがきかないんですよ。エフェクターも、うちではリバーブも使っていません。フツーのハンディカムです。分かりにくいかと思いますがあえてプロレスで例えますと、ルー・テーズのムーンサルトプレスなんか誰も観たくないって事です。白黒テレビのルー・テーズやカール・ゴッチの試合を観ますと鍛え上げた大男がリングに上がる。それだけでまず、価値があるんですね。一つ、一つの動きに息を飲む。ただのスリーパーがただもんじゃない。ギターでいえば押弦ひとつ、スラー一つで魅せる。それには何が必要か、これは自力ですね。地味〜〜〜な練習をいかにこなしてきたかが露呈しているのです。
つまりスリーパーやドロップキック、バックドロップだけで試合になる選手になれってことです。それでは様にならないから派手な技に逃げてる。その場は盛り上がるが、ジリジリとした迫力がないんですよね。

それと撮影していて気になったのは、本人が自分を信じていないという事です。「自分はこの曲を自分なりに弾ける。」そう思えていないのです。それが1番の問題だと思います。僕は自分に自信がなくて自分の事が大嫌いな人生を歩んできたので、より一層その事の大事さを伝えてしまいます。亜沙子先生には絶対に納得のラグリマを弾いてほしいと思います。熱くなれ!!


樋口亜沙子クラシックギター教室
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