「フィーリングで行けるのは天才だけどす。わたいら凡人は小さな仕事を確実にこなすしかおへん。」
これはどこかの京都人が言ったかのようですが、わたくしが勝手に京風にして流布しているありふれたフレーズです。確かに天才はいるのです。神童もいるのです。しかしながらわたくしなんかはもちろん、代表の樋口亜沙子も天才ではありません。

樋口亜沙子は天才でもなく気の利いたアドリブが出来るタイプではありませんが、任された仕事は親が死んでもやり遂げる。そんな気概の人間です。一緒に演奏する上でこれ以上の相手はおりません。たいていは天才でもないのに、アドリブや自分が弾けるワンパターンのリックを繰り返すだけに終わってしまいます。決められたことを決められたように休符も演奏してくれる。恐怖の2番バッタータイプ。それが樋口亜沙子です。指導者タイプでもあります。

PS.この曲が終わると小3娘が「カフェみたいやな」と。アントニオ・カルロス・ジョビン恐るべし。
樋口亜沙子クラシックギター教室https://musica-guitar.com/