2020年04月28日

ご質問いただきました。「どれくらいで弾けるようになりますか?」

この度は、当ブログにご訪問いただき誠にありがとうございます。筆者としてこれ以上うれしい事はありません。どうぞこれからも、ちょっとした時間にのぞいてみて下さい。<(_ _)>
 さて、この質問。分かりますよね。ギターをやって来たので聞きませんが、何もやってなければ聞きたくなってしまうかもしれません。楽器の習熟は山登りに似ています。山頂ははるかかなた、とてもたどり着けるとは思えない。「やっぱりやめよう」と思うのも無理はありません。一方で「仕方ない」とはじめの一歩を踏み出す人もいます。登山は山頂に登る事だけが目的ではないはずです。一歩一歩、変わる景色、澄み切った空気、自分との対話。登頂以外にも楽しみはいっぱいあってそれをかみしめるように歩を進める。自分のペースで。
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本当に楽器に似ている。憧れの楽器、弾きたい曲ははるかかなた。だけど、はじめの1音を出すより仕方ない。ま、何が言いたいかといいますと憧れの曲を弾くのも魅力的ですが、1音1音に魂を込め自分と対話しながらその過程を楽しんでほしいし、きっと楽しめると思います。なのでご質問の答えは「今すぐ」ですね。
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posted by まさのり at 16:18| Comment(0) | クラシックギター

夢ってありましたか?その夢は叶っていますか?なんや新興宗教みたいですか。気持ち悪いですね。いきなり夢の話なんて。僕は画家か漫画家になりたかったクチです。
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今でもたまに描きます、去年は4コマ漫画をいっぱい描いたなぁ。いまはこのブログを書くのに精いっぱい。ま、夢は叶わなかったのですが、とはいえ人間やりたい事やってるように思います。僕は結局、ギターの仕事とこのような文章を書く仕事に恵まれたわけで。
 で、娘も漫画ばっかり描いてるんですよ。暇をみつけてはアニメを描いていて小学3年生になったばかりにしては上手いんじゃないかと。親バカですかね。
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俺より才能があるのは間違いない。
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posted by まさのり at 14:30| Comment(0) | 雑記

ご質問いただきました。「ギターの弦はゆるめておいた方がいいのですか?」

はい。なんか電話相談みたいになってきましたが、一体この質問はどこからやってくるのでしょう。いいんです。分かる範囲で答えていきたいと思います。
 この弦を緩める、緩めないは朝まで生テレビ、田原総一朗さんに仕切ってほしいところでございます。まず、1番大事なのはギターの剛性でしょう。もし段ボールで出来たギターや内部の補強力木をはずしたギターに弦を張ってチューニングすればギターは必ず変形します。バスウッド、割りばしみたいな木で出来たネックも同じように変形するでしょう。なのでそのギターの剛性と張る弦の張力を考えて適切な対処をするのが望ましいかと思います。なんでもかんでも緩めていてはチューニングが面倒くさいし弦が切れる原因になります。よくわからないときは詳しい人にみてもらって判断すべきだと思います。しかしながらレギュラーチューニングで変形するのはギターとしてダメかもしれません。
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ベースギターなどはネックが長いのに張力が強いので一番反りやすい条件がそろってしまいます。少し緩めたほうが良いかもしれません。(ベース弦は切れにくいですし。)
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ご質問はこちらまでhiguchi.masanori@ivory.plala.or.jp
posted by まさのり at 13:11| Comment(0) | ギターリペア